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正面から見たホバリング

球磨川流域はヤマセミのホバリングに出遭う事が他の地域より多い場所であることは、他のページでも紹介したが、これほど近くで正面からのホバリングを捉えるのは至難の技だ。今年の春は気温変化が激しく、この日3月9日は人吉で最高気温が過去史上最高の26.8度を記録した。その分春を待っていたヤマセミも嬉しくてサービスしてくれたに違いない。偶然出遭えたとはいえ、即座に露出その他を空ヌケの難しい条件下で合わせこれだけの画像をモノに出来る矢田氏は只者ではない。場所としては球磨川支流と思われる。この顔の向きからして本当に川の中の餌を狙っていたのかカメラ目線でその気になっていたのか良く判らないが、撮影者はじ-っと動かなかったのだろう。動けばすぐに警戒して去ってしまう。野鳥の先祖は恐竜、あの映画「ジュラシックパーク」でチラノザウルスに襲われた時に「動くな!動いたら殺られる!」というセリフを覚えているだろうか?野鳥もこちらが動かなければ警戒はすれどもすぐに逃げたりしない。珍しい野鳥が傍に来てもいきなり急にレンズを向けてはいけないというのはこれが理由だ。