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● ヤマセミとカワセミの関係

同じブッポウソウ目カワセミ科のヤマセミとカワセミの関係は単に同属というだけではなく、生息環境や採餌方法、身体的特徴などが非常に良く似ている。大きさや色はえらく異なるが、餌の大きさは全然違うものの採餌エリア自体はオーバーラップしている。ホバリングの形体などもほぼ同じだ。ヤマセミがダイブの時そのまま突っ込むのに対して、カワセミは体が小さいせいか、入水時にわずかに体をひねってタテになって突っ込む様子が幾度か画像で捕えられている。この2枚の画像は球磨川支流の同じ架線上だが撮影時期も撮影者も異なる。
 お互い非常に近いように見えるが実際は3m以上は離れて居よう。こうしているとヤマセミでも少し高いダイビングポイントなのだがカワセミにとってはちょっと高すぎるのではないだろうか?全国でもこうしてヤマセミとカワセミが呉越同舟同じ所で一つのファインダーに収まる所はなかなか無いと思うが、球磨川流域ではあまり珍しい事では無いようだ。次のページでこのヤマセミが何を想ったかカワセミを追い掛け回している場面を連写できたのを掲載した。我々にはとても判らない同属野鳥同士の何かがあるのだろう。左の画像がくすんでいるのは早朝濃霧の中の撮影であるためご容赦願いたい。