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● ヤマセミの巣穴

 ヤマセミの巣は川辺川、球磨川流域には各所に点在している。基本的には各河川の水辺からどんなに離れていても300m 程度であるのが現状。一番近いのに至っては、眼下に本流を見下ろす直線距離30m などというのも存在する。この画像はそれらの一部だが上段が川辺川流域、下段が球磨川本流附近。どの巣穴が現役で頻繁に使用されているかは、巣穴の下に落ちた土屑を見ればわかる。この画像では古い巣穴の方が多い。本書では巣穴の画像のみで、その中での子育てや出入りの様子は現役の穴が判ってしまうため保護上、観察画像を掲載しない。