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● 子育て活動- 8 父親に飛び方を習う息子

 この画像はオス2 羽の併走。普通オス2 羽が併走していれば縄張り争いに間違いないが、この場合は前が幼鳥、後ろが親のそれぞれオスと思われる。前を行くオスのほうが全体的にガタイもくちばしなども小振りだなのでそう思う。そのかわり幼鳥の割には胴体の脇の部分が褐色ではないのが少々気にはなる。いずれにせよ、山奥の狭い峡谷では、これほど自由闊達に飛び回る事も出来まい。川幅が広く、水量豊富な球磨川本流であればこその自然体のヤマセミ親子だ。人里離れた山奥の峡谷で細々と餌を獲って生活している神秘の野鳥がヤマセミだと思ったら大間違い。この様に猛スピードで広い水面を飛び回る姿がヤマセミ本来の生態。少なくとも球磨川・川辺川水系では確実にそうだ。