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晩秋霧雨の球磨川本流

 晩秋11月も20日頃になると秋雨前線の影響で雨の日が多くなる。雨の日はどうしても車の中からの観察になってしまう。しかし、ヤマセミは毎日餌を獲らねばならない。元々水に入る野鳥なので、多少の雨は全然意に介さない。こちらも車の中からだから意外にすぐ傍まで近づく事が出来る。野鳥は車に対しては殆ど警戒心を持たないらしい。その代りドアを開けた途端逃げてしまう。この時も運転席側の窓を開けて薄手の迷彩ヤッケの袖部分に望遠レンズを突っ込んで外に出して撮影した。距離15m程度か。撮影中は判らなかったがパソコンで拡大して視てくちばしの先に雨しずくが付いていた。