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橋からのダイブ

 大雨が続き、球磨川本流が増水して濁っている場合など、ヤマセミは濁っていない水面を探して採餌することになる。球磨川本流の橋脚の付け根には川の入り江のような部分が多く本流よりはるかに水は澄んでいて、小魚の類は流れが殆んどないこの部分に集まる。ヤマセミたちにとっては普段より餌の大きさは小さいが確実に採餌できるポイントとして重宝しているようだ。左はコンクリートの橋脚からのダイブであり、右は高さ10mの橋桁からのダイブ。この場合はほぼ真下にダイブする事が多いため一旦ブレーキを掛ける事が多い。